第111話
このお話は、
14年も勤めた公務員をわざわざ退職して、
世界を目指すリアルな男のストーリーである。
その男は30代後半、マイホームもあり、家族もいて、子供が2人。
北海道以外ほぼ長期で住んだことがない。1人暮らしもない!
英語力ゼロ!
給料ゼロ!手当のみ
そんな境遇でも海外移住に挑戦する。
たった一人の男
パラオ移住58日目
パラオの大統領と初めての出会い
大統領との初めての出会いは9月8日
ミューンズのスコージョウ(飛行場)で選挙の演説が行われた時でした!
この時は大統領が一人一人に握手をして挨拶をしていました。
僕の番が来る前にスマホのカメラを準備していましたが、握手をするのが精一杯で結局写真は撮れませんでした。
その後もチャンスを伺ってましたがなかなかチャンスも勇気もなく結局ツーショットは撮れませんでした。
もっと勇気を出すことができればもしかしたら撮れたかもしれない!でも自分の英語力にも自信がなく行動に移せませんでした。
チャンスって一瞬躊躇したら大体消えていきます。
チャンスを掴むには最初の一歩が大事!気持ちが整う前に突っ走るぐらいの気持ちで行動を起こさないと
現実は変えられない。悩んでいても結果はあまり変わらない。ただ時間が過ぎていくだけ。
今回は完全にチャンスがなくなりました。
パラオのインデペンデンスデイ ベラウフェア
9月29日にボートレースが行われていました。パラオではこのボートレースがメインで一番盛り上がります。
この日はJICAでイベントがあり終わった後はそれぞれ自由に過ごせたので
僕は最後までいてバスで帰ろうと思っていました。お友達が来ていたのですが連絡しても繋がらず。
ある程度お店を見終わった後
バスもちょうど来たので乗り込みました!
そしたらバスの中から友達が歩いているのを発見!なんていう偶然なのでしょうか?
それから急展開
今だったらスピードボートに乗れるから行ってみたらと情報をいただきそのまますぐに一人で行きました。
交渉の末次乗れるから待っててと言われ15分ほど待っていたら
なんと後ろから大統領が歩いてそのままボートの運転席に乗り込みました!
あの時諦めていたチャンスがまた巡ってきたのです!
今度こそ行動に移さないとまたチャンスが消えてしまう
イメトレしながら待つことさらに10分
ようやく乗ることができました!そして
自分のスマホを大統領に渡して写真を撮ってもらえました。
今度は勇気を出して言う事が出来ました。時には勢いが大事です!
マニアックな話をするとこのボートはエンジンが2つあり、一つ300馬力で合計600馬力です!
大体100キロ出ます!
海の上は波があるので100キロ出すと結構跳ねるし、風で顔が歪みます。
今回はスピードボートの世界を知ることが出来ました!
また来年も機会があればチャレンジしてみます。
今回の出会いは本当に奇跡的でした!
引用元 Office of the President
引用元 Surangel Whipps Jr
最後にパラオの大統領のFacebookご紹介です!
大統領のスマホで撮ってもらった写真は大統領のFacebookに載せていただきました!