第84話
このお話は、
14年も勤めた公務員をわざわざ退職して、
世界を目指すリアルな男のストーリーである。
その男は30代後半、マイホームもあり、家族もいて、子供が2人。
北海道以外ほぼ長期で住んだことがない。1人暮らしもない!
英語力ゼロ!
給料ゼロ!手当のみ
そんな境遇でも海外移住に挑戦する。
たった一人の男
パラオ派遣2日目
手続き諸々オリエンテーション
パラオに来てまずやることはやっぱり職場の方々に挨拶です。
ナショナルスタッフもいるので英語で自己紹介でした。僕にとってはハードルが高かったですが
文法間違っても温かい目で見ていただけました。これは試験じゃない。コミュニケーションです。
手続きは、パラオ住民になるための手続きと銀行開設するための資料作成です。
安全管理
安全管理は特に大切な講座です。その国によって交通ルールが違うので、油断出来ません。
パラオは1日で車の免許が取れちゃうらしいです。この怖さがお分かりでしょうか?
そして信号機が一つもない道路は想像つきますか?
無料で遊べるビーチ ロックアイランドパーク
ここの公園は無料で海で遊べます。パラオはどこでも勝手に海に入れないんです。意外ですよね?
海を守るためにそうしてるんですね!
「パラオ海を守る」というテーマについてお話ししますね。
パラオは、世界的に有名な美しい海洋環境を持つ国で、その海洋資源は地元の生態系や経済にとって非常に重要です。パラオ政府は、海洋保護に強い関心を持ち、いくつかの重要な取り組みを行っています。
1. パラオ海洋保護区
- 2015年、パラオは「パラオ国家海洋保護区(Palau National Marine Sanctuary)」を設立しました。この保護区は、パラオの排他的経済水域(EEZ)の80%を保護区域に指定しており、商業漁業が禁止されています。これにより、海洋資源の乱獲を防ぎ、持続可能な利用を目指しています。
2. サメ保護区
- パラオは2009年に世界初のサメ保護区を設立しました。これは、サメを保護し、サメ漁業を禁止するもので、海洋の生態系のバランスを保つことに寄与しています。サメは海洋の捕食者として重要な役割を果たしており、その保護が全体の生態系に良い影響を与えると考えられています。
3. 持続可能な観光
- パラオは観光業に依存しているため、持続可能な観光の促進にも力を入れています。観光客に対して自然環境を尊重するように啓発し、海洋資源の持続可能な利用を促しています。また、「パラオ誓約(Palau Pledge)」という、訪問者に環境保護を誓約させるユニークな取り組みも実施しています。
4. 地域コミュニティの参加
- 地元コミュニティも海洋保護に積極的に参加しています。伝統的な漁業方法や地域の知識を活かして、持続可能な漁業を維持し、次世代に健康な海を引き継ぐための努力が行われています。
パラオはこれらの取り組みを通じて、自然環境と経済発展のバランスを取りながら、豊かな海洋資源を守るモデルケースとなっています。他の国々や地域が学ぶべき点も多いとされています
まとめ
パラオに来て2日目ですがすごく住みやすい場所です。
親日国で治安も良いです!ただ少し物価が高いところが気になります。
みなさんぜひ遊びに来て下さい。