第3話目
このお話は、14年も勤めた公務員をわざわざ退職して、
世界を目指すリアルな男のお話である。
その男はマイホームもあり、家族もいて、子供が2人。北海道から一度も出たことがない。
そんな境遇でも挑戦する。たった一人の男 パラオまであと109日!
今日は鳥のさえずりと共に朝4時半に目覚めてしまった。昨日体育館でたくさん動いて体は疲れているのに脳が覚醒している感じです。新しい環境は楽しい反面緊張も多いです。ストレスを溜めず自分をコントロールしていきます。
こういう時はセルフコントロールが大事です!
セルフコントロールを高める方法5つ
- 感情を紙に書き出す(ブログでもよし)
- 自分では変えられないものを意識する(自分ではどうすることもできないことは捨てる、意識しない)
- 毎日継続できる目標を設定する(ブログでアウトプットして記憶に定着させる)
- 誘惑に負けない
- 失敗を引きずらないで気持ちを切り替える
午前中は写真撮影
JICA海外協力隊は『公人』の身分であるのでしっかりそれなりの意識を持たなければならない。
僕は14年自衛官だったので、公人の意識が身についてしまっています。
公人なのでパスポートの色が違うのはご存知ですか?
JICA海外協力隊は公用パスポートというものを使って海外に渡航します。
そのための写真撮影です。なんだか嬉しい気持ちになります!
1人30秒の自己紹介
大勢の前でお話しするのはやはり緊張します。みなさん自己紹介が上手いなぁと思って見ていました。
自分の番が来たら心臓バクバクしながら、言いたいことをいつも言えず反省ばかりする。
スピーチ恐怖症なんて言葉もあるが、場数を踏めば慣れると思っていてもなかなか慣れない。これは克服できる日が来るのだろうか。
もっと強くなりたいと切に願う
面白い経歴の方がたくさんいてまたまた刺激を受けました。
国別のリーダーを決める
国別のリーダーとは、
- 派遣国単位での講座等の調整
- 国ごとの提出物のとりまとめをする
そして前の隊次で派遣されている方のお話をオンラインで聞ける機会を設けられています。
事前に心の準備ができて嬉しいです。
今回僕が派遣されるパラオは総員7名
そのうち2年間いるのは総員1名、
はい!僕だけでした!
他の方は現職参加制度と言って教職員を退職せずに派遣される制度が設けられています。
この方達は訓練含め2年間になるので、派遣国滞在期間は1年9ヶ月になるんです。
なので国別リーダーに立候補しました!
責任持って僕が最後まで皆さんをお見送りします。
ポンコツリーダー頑張ります。なるようになる。
午後の講座
- 語学のオリエンテーション
- 駒ヶ根市の紹介
- 講座のオリエンテーション
- 公用旅券の手続き
- 班長会議
情報量が多くなりどこに何のデータが入っていて何から手をつけようか結構悩みます。
提出物やレポート、講座受講して振り返りシートなどなどあります。
いよいよ明日はクラス分けテスト
英語の先生が7人います。優しい先生になったらいいなぁ!
このクラス分けテストで点数が低いからと言って退所することはないそうです!
とりあえず1番下のクラスからスタートして基礎を学び自分の伸び代に期待です。
英語の授業がトータル約270時間あります。宿題や課題もあります。
どこまで出来るだろうか。
ちなみに僕は英検3級レベルです。