第103話
このお話は、
14年も勤めた公務員をわざわざ退職して、
世界を目指すリアルな男のストーリーである。
その男は30代後半、マイホームもあり、家族もいて、子供が2人。
北海道以外ほぼ長期で住んだことがない。1人暮らしもない!
英語力ゼロ!
給料ゼロ!手当のみ
そんな境遇でも海外移住に挑戦する。
たった一人の男
パラオ移住23日目
活動1週間
今日でここで働いて1週間が経ちました。(土日を抜いて)
僕の役割ってなんだろう?
そのような疑問が湧いてきます。みんなのんびりゆったり過ごしているので僕もみんなのペースに合わせてゆっくりしてしまう。自分だけガツガツ仕事してしまうと逆に気を使わせてしまうかもしれない。
工場の中の鉄屑がすごく気になるけどどれがいるものかも分からない。いきなり工場の中を引っ掻き回すと相手に取って迷惑かもしれない。ゆっくり慎重に時間を掛けてコミニュケーションをとり徐々にお片付けをしていきます。
自信を持って言える自分の強み
ここの工場で働いている方は想像以上に整備技術が高いので僕が逆に勉強させてもらっています。その中で僕の強みって何か考えてみました。間違いなくこれです!
パラオは日本車が多くナビもほぼ日本語です!でもナビにはパラオの地図が載っていないのでパラオは海の上しか表示されていません。
じゃあナビのなんの取り扱い?
これは本当によく聞かれます。自分では当たり前と思っていてもそれが強みだと気がつかないこともあります。
なのでよく聞かれることをスルーしないでしっかりお客様のニーズを把握することが大事です。
バッテリーを外すと初期化されることもあるのでチェックします。
パラオコロール州の工場
もう少しお片付けをして使いやすく整えたいです。でもいきなり日本人が土足で踏み入れると相手に悪い印象を与えてしまうので慎重にゆっくり3ヶ月かけて整理していきます!
工具についてはこのセットをみんなで使っています。日本では大体一人1セット持っていますが、パラオでは4人で1セット使っている感じです。出来ればもうひとセット欲しいですね!
エアホースも巻き取り式のがあれば効率良さそうです!日本ではそこまで高くないですが、パラオはどうなのでしょうか?色々調べてみます!
僕が今考えていることは
- 工場の整理整頓
- 日本のような整備工場を目指す(お金を余り掛けずにできること)
- 工具、ライトの充実
これらをいつまでにどのように進めていくかはカウンターパートとお話ししてきまていきます。