第114話
このお話は、
14年も勤めた公務員をわざわざ退職して、
世界を目指すリアルな男のストーリーである。
その男は30代後半、マイホームもあり、家族もいて、子供が2人。
北海道以外ほぼ長期で住んだことがない。1人暮らしもない!
英語力ゼロ!
給料ゼロ!手当のみ
そんな境遇でも海外移住に挑戦する。
たった一人の男
パラオ移住189日目
心の声に蓋をしていない? 自分の声、聞こえてる?
昔の僕は、心の声なんて気にしたことがなかった。
ただがむしゃらに、家族のため、家のために働き続けていた。
でも、それが 持続可能な働き方ではない ことに気づいた。
疲れ果てるほど頑張る。
でも、その疲れのせいで 土日の休みも、子どもと遊ぶのも億劫になり、ただゴロゴロするだけ。
「家族のために頑張っているはずなのに、本末転倒じゃないか」
そんな違和感が、どこかにあった。
「本当はどうしたい?」が分からない
「自分は本当はどうしたい?」と問いかけても、答えが出てこない。
心の声に蓋をしすぎて、何が好きで、何をしたいのかすら分からなくなっていた。
でも、このままじゃいけない。
そう思い、少しずつ 「自分を取り戻す」ための行動 を始めた。
心の声を取り戻すためにやったこと
- いつもと違う通勤経路を選ぶ
- ワクワクする方を選択する
- 「やりたいこと」を探すより、「やりたくないこと」を手放す
- 部屋をスッキリ片付ける
- シンプルな生き方を心がける
こうしているうちに、少しずつ 「やりたいこと」 が見えてきた。
そして、心の声が聞こえるようになった。
自分が変わると、家族も変わった
自分が変わると、不思議と 家族の笑顔が増えた。
心に余裕が生まれ、自然と 良い循環 が生まれていった。
家族のために頑張ることは大切。
でも、それ以上に 「自分の心の声を大切にすること」 が、最終的に家族の幸せにつながる。
今、あなたは 自分の声を聞けていますか?